『「家族」をつくる―養育里親という生き方』

『「家族」をつくる―養育里親という生き方』村田和木、中央公論新社、2005年 里親として、子を愛し慈しんで育てる親たちを取材。笑いと涙の生活は、直面する課題は何か。様々な事情を抱えて家族に加わった、その後はどうなのか。家族が増える実子の気持ちは。まずは読んでみてほしい。 「家族」をつくる―養育里親という生き方 (中公新書ラクレ) - bab…

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『その子を、ください。』

『その子を、ください。』鮫島浩二、アスペクト、2006年 子どもがいないと、家族と言えない?結婚したのは、子どもがほしいから?子どもが産みたい?親になりたい?自分の答えを探すためには、オルターナティブを知ることが大切。親になりたい夫婦と、子どもの幸せのために子どもを託したい女性をボランティアで仲介し、子の縁結びをしてきた産婦人科医による本。生む立…

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『エンブリオ』

『エンブリオ』帚木蓬生、集英社、2002年(文庫版もあり) 人工妊娠中絶させて胎児を医療に使用したり、男性の腹腔内で胎児を成長させたり…衝撃的なようで、実はこれらのエピソードは実際におこなわれてもいる。同著者による『臓器農場』も、生殖技術のありようと生じるであろう問題を考えるのに最適な小説。 エンブリオ - babycomに提供した記事をb…

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『母と娘の代理出産』

『母と娘の代理出産』根津八紘 (著), 沢見涼子 (著)、2009年 実母が、娘のために、娘夫婦の受精卵の移植を受け、妊娠し、出産する。国内で唯一、代理出産を公表している根津医師による本。3人の成功例と、1人の子をもつに至らなかった例が登場する。 母と娘(むすめ)の代理出産 - babycomに提供した記事をbabycomの許可を得て転載し…

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